全長32kmの締切大堤防は、北ホランド州とフリースランド州を結びます。この堤防は「ゾイデル海開発計画」という大規模な土木計画の一環として、1927年から1933年にかけて建設されました。この堤防の誕生で、ゾイデル海は淡水となり、アイセル湖と呼ばれる湖になりました。
ゾイデル海開発計画は、2つの計画から成り立っています。ひとつは、ゾイデル海をせき止めて、淡水のアイセル湖に変えることでした。二つ目は、干拓によって新しい土地を造ることです。こうして誕生したノールドオーストポルダーと、新しいフレヴォランド州は、1986年に正式に発足しました。
こんにちの締切大堤防は、オランダの国土を洪水から守っているだけではありません。重要な交通ルートとして、車、自転車、そして徒歩で、日々多くの人がこの堤防道路を行き来しています。同時にその壮大な風景も、多くの人が楽しんでいるのです。