フランス・ハルス

生誕:1583年

没年:1666年 

分野:絵画

スタイル:バロック 

フランス・ハルスの代表作 

  • 5つの「射撃隊組合」の集団肖像画
  • 陽気な酔っ払い
    マーレ・バベ
  • ジプシーの女
  • ほほ笑む騎士 

フランス・ハルスの生涯 

ハルスは、1583年にベルギのアントワープに生まれましたが、3歳の時にオランダに移り住みます。1603年にはカレル・ファン・マンデルに師事。1610年にはアネケ・ハルメンスドフテルと結婚し、ハーレムの画家のギルドに加盟しました。 

ハルスは「射撃隊組合」の絵を5枚描きました。その一作目を制作したのは1616年。そして最後は、1639年に描かれました。ハルスは弟子もとりました。14人の子供の内、5人は彼の弟子でもあり、84才で亡くなるまで絵を教え続けました。ほぼ全生涯を過ごしたハーレムに埋葬されています。 

フランス・ハルスの作品 

フランス・ハルスは、集団肖像画、個人の肖像画や人々の日常を描きました。特に有名なのが、「射撃隊組合」の集団肖像画です。この肖像画の依頼を受けることは、とても栄誉なことで、一流の画家である証でもあります。フランス・ハルスは、生涯で5度もこのような発注を受けました。 

フランス・ハルスは、新しい表現を取り入れました。 鮮明に表現された人物が、いまにも動き出しそうな描き方。それは、ハルスが一瞬を切り取り、キャンバス上で再現する方法を熟知していた証です。フランス・ハルス美術館に行くとわかりますが、ハルスの集団肖像画を見ていると、描かれている人々の邪魔をしてしまったような錯覚さえ覚えます。 

フランス・ハルスの作品は、時代の先を見すえていたかのように、19世紀の芸術にも大きな影響を与えました。モネ、コルベ、そしてマネなどの印象派の巨匠たちも、フランス・ハルス美術館を訪れ、その作品に見入りました。 

フランス・ハルスの作品を見るには 

ハーレムのフランス・ハルス美術館には世界最大のフランス・ハルスのコレクションがあります。この美術館にはフランス・ハルスに影響を受けた画家達の作品も多く展示されており、何故、フランス・ハルスが高い評価を受けているのかが理解できるでしょう。