年齢不問のコンサートホール

Marloes Tervoort, 2013年4月24日, 61 ビュー

年齢不問のコンサートホール

ムセーウム広場(Museum Square)に立って新古典主義建築の「コンセルトヘボウ(Concertgebouw)」を崇めていると、その建築が承認された1881年当時、町の境界線の向こうも含めてこの辺り一帯が湿地帯だったとは信じがたいという思いに駆られます。しかし、道を挟んで斜め向かいには、新しくできた「ステデライクミュージアム(Stedelijk Museum)」があり、ほぼ真向いには、改装を終えた「ライクスミュージアム(Rijksmuseum)」も立ち並ぶこの辺りは、今では文化地域となっています。

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ムセーウム広場(Museum Square)に立って新古典主義建築の「コンセルトヘボウ(Concertgebouw)」を崇めていると、その建築が承認された1881年当時、町の境界線の向こうも含めてこの辺り一帯が湿地帯だったとは信じがたいという思いに駆られます。しかし、道を挟んで斜め向かいには、新しくできた「ステデライクミュージアム(Stedelijk Museum)」があり、ほぼ真向いには、改装を終えた「ライクスミュージアム(Rijksmuseum)」も立ち並ぶこの辺りは、今では文化地域となっています。

筆者には「コンセルトヘボウ」にまつわる体験が多くあります。人気急上昇中のワウター・ハメル(Wouter Hamel)に会えましたし、日曜日の朝のクラシカルコンサートに度々行っては、年配ばかりの聴衆に紛れて半分寝起きの頭で演奏を聴いていたこともあります。コンサート後に建物の横にあるガラス張りのロビーで飲むカクテルが楽しみ、というわけではありませんが、「TRACKS(毎月最終木曜日の夜に開催される短時間でパワフルな1時間コンサート)」もお気に入りです。このコンサートの聴衆がまた興味深いのです。仕事、スポーツ、休養、子育てに忙しく、必ずしも時間に余裕があるわけではない30代、40代の人々が、素晴らしいコンサートを楽しむためにここを訪れているのです。

2013年、このコンサートホールは設立125周年を迎えます。これまでに、ラフマニノフ、マーラー、シュトラウス、マリア・カラス、チェチーリア・バルトリなど世界的な名声を誇る数々の芸術家たちがここで音楽を奏でてきました。125周年を迎える1年間は、4月の「轟の20年代(Roaring Twenties’)」、8月の60年代特集、9月の「くるみ割り人形と歌姫たち(Nut crackers and divas)」など、毎月テーマを変えてこの輝かしい歴史を祝います。ウェブサイト(英語版あり)にプログラム全容が掲載されていますのでご覧ください。

筆者はもうすぐ「キンダーガルテン(幼稚園)」コンサートに行くことにしています。このコンサートは、「コンセルトヘボウ」があらゆる年齢に対応していることを示す良い一例です。我が家の楽しい3人娘を弦楽コンサートに連れて行きます。聴衆の年齢層を下げる良いチャンスだと思います。

「ヘット・コンセルトヘボウ(Het Concertgebouw)」アムステルダム市コンセルトヘボウ広場10(Concertgebouwplein 10, Amsterdam)

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