運河を祝う

Denise Mosbach, 2013年2月21日, 65 ビュー

運河を祝う

運河は、世界で最も良く知られている都市拡張の一形態であり、2013年には400周年を迎えます。デニセ・モスバフ(Denise Mosbach)がアムステルダムの運河を訪れ、お祝いの様子をお伝えします。

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土曜日の夜は、アムステルダムの町に繰り出す誘惑にかられるでしょう。でも、日曜日の朝早く、運河沿いを走ろうと自転車を取り出す時、そんな誘惑はすぐに頭から消え去ることでしょう。町はまだ眠りの中、そして朝の陽ざしが遠慮がちに運河の家々を照らす時、町中が自分のものになったような感覚に陥ります。

運河の歴史はアムステルダムの歴史と密接なつながりがあります。かつて何もない未開の湿地帯だったこの土地に、一握りの農夫と漁師たちがこの町を作り上げました。やがてたちどころに貿易と海運業が栄え、人口は急激に増加しました。人々を保護し、町を守り、活発な貿易を支えるために、運河は必要でした。これは1585年頃のことで、その後アムステルダムは世界最大の港へと成長しました。その結果、さらに多くの運河が必要となり、ほどなくして17世紀には、地元の富裕層が建てた美しい家々が建ち並ぶヘレングラハト(Herengracht)、カイゼルスグラハト(Keizersgracht)、プリンゼングラハト(Prinsengracht)を中心に運河地域ができました。

あれから400年、今ではユネスコの世界遺産に認定されているこの運河地域で祝賀行事が行われます。観に行くべき展覧会としては、レンブラントの家(Rembrandthuis)の「水の上のアムステルダム(Amsterdam on the water)展」、アムステルダム・ヘリテージ博物館(Amsterdam Heritage Museum)の「水の上の生活(Living on the water)展」が挙げられます。6月には、運河沿いの家々の向こうに隠れる、奥深き美しい庭園を訪問することができる「オープン・ガーデン・デイズ(Open Garden Days)」が開催されます。そして8月には、「作曲家たちの夕食(Composers’ dinner)」、「ゲイ・プライド運河パレード(Gay Pride Canal Parade)」などなど、イベントが目白押しです。

素敵な睡眠をお望みですか?それなら「ザ・グランド(The Grand)」のような美しい運河ホテルにお部屋をお取りください。アウデゼイズ・アフテルブルクワル(Oudezijds Achterburgwal)とアウデゼイズ・フォールブルクワル(Oudezijds Voorburgwal)の間にかつて修道院として存在したこの小さな秘密の宝石のような建物は、スタイリッシュなデザインのホテルへと姿を変えました。あるいは、水上に堂々とそびえる風格たっぷりの「ヨーロッパ・ホテル(L’Europe)」もあります。セレブたちも大勢滞在したホテルです。

「ネーヘン・ストラーティエス(Negen Straatjes)」は、ショッピングやランチに最適で、運河沿いを散策するのに完璧なロケーションです。運河での究極の過ごし方として、アムステルダム唯一の水上レストラン「アムステルダム・ジュエル・クルーズ(Amsterdam Jewel Cruise)」でお食事というのはいかがでしょうか。アムステルダムの町や地元の素敵な人々を横目に眺めながら、歴史ある客船で素敵なお食事をどうぞ。運河をお祝いするパーフェクトな方法です!

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