アムステルダムの旧教会

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アムステルダムの旧教会

現在では冒険に満ちた美術館となっている、アムステルダム最古の建物の神聖な空間をのんびり歩いてみましょう。

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アムステルダム最古の建物で教区教会として知られる旧教会は、アウデゼイズ・フォールブルグワル(Oudezijds Voorburgwal)運河のほとり、趣のある石畳のアウデーケルクス広場にあります。訪れる人を数世紀前にタイムトラベルさせる絵葉書のような美しい環境にもかかわらず、昨今の旧教会はしっかりと未来に目を向けています。現在でも通常の礼拝を開催している一方、2016年にこの建物は公式に美術館になりました。この歴史的空間で展覧会を開き、交流すべくコンテンポラリーアーティストたちを招いています。

    • アムステルダム最古の建物を訪れてください。
    • 旧教会の歴史、遺物、墓所について詳しく学んでください。
    • 壮大な教会で冒険に満ちたコンテンポラリーアートの展示をご覧ください。

アムステルダムの旧教会の歴史

現在、Oude Kerk(文字通り「旧教会」)はアムステルダムの赤灯地区の中心部にあります。つつましい起源は1213年頃まで遡ります。アムステル川がアイ川に流れ込む場所に、木造の礼拝堂として建てられました。当時、この地域に多く住んでいた船乗りや漁師たちにとって非常に重要な教会でしたが、1306年に正式に聖ニコラス(漁師、船乗り、商人の守護聖人)にささげられました。この後数世紀を経て、建物は今日目にすることができる壮大なモニュメントへと変貌を遂げました。翼廊が増築されてお馴染みの十字に形作られ、4つのスウィングベルと47鐘のカリヨンを備えた主塔は、幾度となく高くされ、作り直されています。 建物の寿命期間中、教会は、最初はカトリック教徒、次いでカルビン派の礼拝者の聖地となり、民衆の暴動が発生し、暴徒によってバラバラに破壊され、火災で損傷しました。それでもなお、800年にわたってアムステルダム市民の生活の中心的な部分であり続けています。教会には2,500基の墓(この他に10,000人のアムステルダム市民が埋葬されています)があり、海軍大将や総督から詩人、作曲家まであらゆる人々の永眠の地となっています。レンブラント・ファン・レインの妻サスキア・ファン・オイレンブルフもここに埋葬されています。ここが「旧教会」として知られるようになった理由は、15世紀にアムステルダムで2番目に大きい教区教会として、ダム広場の隣にNieuwe Kerk (「新教会」)が建てられたことに端を発します

有名な遺物

この歴史ある教会内部の任意の方向を見てみると、いずれも語るべき物語が詰まっている、年月を経た遺物が目に入ります。地面に置かれた重い石は、アムステルダム史における重要な時期の墓を示しています。色とりどりの光が壮大なステンドグラスの窓越しに降り注ぎ、その多くは15世紀あるいは16世紀に遡ります。ミニチュアの船が吊るされているのも見ることができ、港の教会としての日々をしのんでいます。天井に目をやると、木造のアーチ型屋根が中世の絵画の名残を示しています。教会の壮大で華麗な装飾が施されたパイプオルガンはそれ自体が壮観ですが、今なお定期的なオルガン演奏会の間に教会を音楽で満たしています。すべての歴史を思い切り楽しむために、オフィシャルガイドツアーを予約するか、美術館のSoundwalkオーディオツアーをダウンロードしてください。

アムステルダムの新しい美術館

旧教会では年間を通して頻繁に展覧会や特別なイベントが開催されていますが、2016年、オランダで初めて美術館として正式な地位を得た教会になりました。その目標は歴史が染み込んでいる場所でコンテンポラリーアートを展示することです。こうすることで、オランダおよび海外のキュレーターたちを招いて教会内のスペースに作品を展示したり、インスタレーションを考案したり、パフォーマンスを開催することが可能になります。美術品を展示するだけでなく、建物とその歴史を語る新しい作品を生み出すことにつながるでしょう。

周辺の観光スポット

アムステルダムの中心部に滞在しているなら、運河クルーズ にぜひご参加ください。この街で最もフォトジェニックな景観を水上からお楽しみいただけます。近隣のNEMO科学技術博物館は、科学技術を紹介する家族連れにうってつけの場所です。お子様の記憶に長く残る体験ができるでしょう。一方、アムステルダム建築センター(ARCAM)は、建築ファンにとって必見です。過去、現在、未来のアムステルダムの発展を明らかにしています。 

アクセス

旧教会は車椅子利用者やその他お身体の不自由な方もご入場いただけます。当然、平坦でない石床を移動する際は誰でも注意する必要があります。

チケットを購入する

アムステルダム最古の建物を訪れて、新しい感覚でコンテンポラリーアートを体験してください。チケットをご予約ください。

編集者のアドバイス:その名前と評判にもかかわらず、日中のアムステルダムの赤灯地区の大部分は、あらゆる年齢層の方にとって安全で快適な地域です。カフェ、チョコレート専門店、バー、レストラン、アーティストたちのアトリエ、独立系ショップなど、多くの新しい店はアウデーケルクス広場と隣接する路地に移動しました。旧教会から100メートル離れた場所にアムステルクリング博物館があります。もう一つの象徴的な宗教的建造物兼美術館であり、壮大な物語を秘めています。