マーストリヒトには、多くの教会と、大聖堂が2つあります。フライトホフ広場に面した聖セルファース教会は、地下に宝物殿があるロマネスク様式の教会です。何世紀にも渡って、聖人セルファースの墓に敬意を表するために多くの巡礼者たちがマーストリヒトを訪れています。
- 4世紀の聖人セルファースを祭る教会
- マーストリヒトの中心、フライトホフ広場
- 見事な宝物殿
聖セルファースの伝説
聖セルファースは、4世紀にマーストリヒトにやって来ました。この町の最初の司祭で、伝承によると、死後に埋葬された場所に小さな木のチャペルが建てられました。その後何世紀もかけて、このチャペルは現在の聖セルファース教会の姿になったということです。マーストリヒトに初めて石造りの教会が建設されたのは、この聖セルファースの死後です。この聖人を偲んで、マーストリヒトにはたくさんの巡礼者が訪れるようになりました。
宝物殿
聖セルファースの遺骸は、聖セルファース教会の宝物殿にある棺に納められています。マーストリヒトの空を見上げると、聖母マリア教会、聖ヤン教会、聖十字修道院などの教会や修道院の尖塔がそびえていて、町と宗教の繋がりの深さを感じさせます。